食べる順番を変えることでダイエットができます。いい話ですね、別にお金もかからず、ひもじい思いもしないでダイエットできます。
つい食べすぎてしまうという人にピッタリのダイエット方法になります。メニュー内容や食事の量を変えるのではなく、「食べる順番を変える」だけで食べ過ぎを予防し、太りにくくするという方法です。
すぐに始められてしかも御金が要らない。まったく無理をせずにほんの少しの意識のもち方を変えるだけです。
なぜ食べる順番が大切なのか?
実は、よく言われていることです。そうです。
「野菜⇒ たんぱく質⇒ 炭水化物の順番に食べるといいですよ」
たとえば、飲み会などでは、みんなが各自に好みの料理をオーダーするため、気づけばテーブル上には、食べ合わせや総カロリーなど考えもしない料理がずらっと並んでいることがよくあります。
そんなときは、料理を見回して最初に野菜のお皿から手をつけていくことがベストな方法になります。
なぜかといえば、 「食物繊維が多い野菜料理をお腹に入れておくと、あとからくる炭水化物や脂肪をゆっくりと消化・吸収することができるからなんだそうです。その結果、血糖値が急激に上がることを抑えてくれるというわけです。
これからまた、健康診断の時期になります。「血糖値」という言葉もよく耳にするかと思います。血液中の糖分の濃度を示す言葉ですよね。
いきなりごはんやめん類などを食べると、血糖値が急激に上がり、同時にすい臓からは血糖値を低く抑えようとする『インスリンというホルモン』が分泌されます。
インスリンは、血糖を筋肉細胞などに取り込ませてエネルギーに変えてくれるのですが、同時に、脂肪を蓄えやすくする働きももっています。
だから、
食物繊維・野菜サラダや野菜の煮たき物など
↓
たんぱく質・チキン、ステーキなど肉類や魚類
↓
炭水化物・パン、ご飯、めん類など
の食べ順にしてくださいね。鶏のから揚げやコロッケ、パスタ、丼めしから手をつけたりしないようにしましょう。
定食メニューなら、
野菜の煮物などが入った小鉢
↓
みそ汁
↓
メインの魚料理や肉料理
↓
ごはん
カレーライスを食べる場合は、
「野菜サラダ→カレー」の順に。カレーだけ、というのは血糖値が上がります。おにぎりだけ、牛丼だけ、菓子パンだけ、というのもよくありません。